子供の病気事典

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胚細胞性腫瘍・卵巣腫・睾丸腫


胚細胞性腫瘍

卵子や精子を胚細胞(生殖細胞)と言い、肺細胞になる細胞を原始胚細胞と言います。受精してから成長してゆく過程でさまざまな組織に分化してゆく細胞(原始胚細胞)から発生する腫瘍です。

症状 奇形腫と呼ばれる腫瘍は、生殖器やお尻のあたりに多く見られ、体の組織のさまざまな成分がまじりあっており、腫瘍の中に神経や皮膚、骨などが入っています。 腫瘍のできる場所によって、症状は異なり、睾丸やお腹の腫れで発見されることもあれば、妊娠中の超音波検査で出生前に発見されることもあります。
原因 原因は不明です。
治療 妊娠中に発見されている場合、出生直後から治療が開始されます。血液検査を行って、腫瘍の種類や効果的な抗がん剤を調べ、手術と化学療法を中心に治療を行います。化学療法の効果が高いことが多く、進行している場合は化学療法で腫瘍を縮小させてから手術を行うこともあります。

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卵巣腫

瘍学童期に多く見られる卵巣の腫瘍です。

症状 初期症状があることが少ないため、早期発見の難しい病気です。卵巣で見つかる腫瘍の85%は良性のものですが、悪性であっても、転移しやすいタイプとしにくいタイプがあり、70%は転移しにくい状態で発見されます。
腹膜に転移することが多く、腹水でお腹が膨らんで発見されることもあります。
原因 原因は不明です。
治療 手術で腫瘍を切除しますが、転移がなければ、将来妊娠が可能なように正常な組織は残し、傷跡も目立たないようにするなどの配慮がされます。転移がある場合は、化学療法や放射線療法を併用します。

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睾丸腫

瘍精巣や、その付近の組織に発生するがんです。

症状 痛みといった症状はともなわず、次第に片方の睾丸が大きくなります。進行すると表面がでこぼこした固いしこりを感じたり、転移による別の症状が出て発見されることがあります。
5歳以下の子供に多く発生します。転移しやすく死亡率の高いがんです。
原因 原因は不明です。
治療 手術で睾丸を摘出するため、将来不妊やインポテンツといった後遺症が起きる可能性があります。手術後は摘出した組織を調べて、放射線療法や化学療法など、種類に応じた治療を行います。

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