妊娠初期に母親が風疹ウイルスに感染すると、胎児に先天性異常がおきる場合があります。
| 症状 |
出生児に、白内障、心疾患、聴力障害、知能障害、肝障害、血小板減少性紫斑病などの障害が起きます。これは先天性風疹症候群といわれ、妊娠4週目までに感染した場合、発病率は50%にものぼり、20週目以降は影響があまり無いといわれています。
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| 原因 |
胎児の器官形成期の感染により、感染細胞が低形成や発育障害を起こし、奇形や障害が起こります。
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| 治療 |
奇形や異常そのものへの治療法はありません。各症状に応じた治療を行います。先天性風疹症候群はワクチンの普及によって急激に発症数が減っています。
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麻疹
妊娠中に母親が麻疹に感染した場合、子供に異常がおきる可能性があるとともに母体の症状も重くなります。
| 症状 |
発熱や発疹、結膜炎などの症状が出ます。早産や流産を起こす危険もあります。先天性の異常をもたらす可能性は風疹ほど高くはありません。
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| 原因 |
抗体を持たない母親が、妊娠中に麻疹ウイルスに感染して起こります。
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| 治療 |
早産による低出生体重児であることが多いため、NICU(新生児集中治療室)で管理を行う必要があります。
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水痘(水疱瘡)
母親の水痘感染によって胎児や新生児に異常を起こします。
先天性水痘症候群
| 症状 |
皮膚に瘢痕があったり、発育障害や中枢神経の異常を起こします。
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| 原因 |
妊娠初期に母親が水痘に始めて感染したことで胎盤を通して胎児に感染し、先天性の異常を引きおこします。
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| 治療 |
先天的な異常に対しては根本的な治療法は無く、症状に対して手術などの処置を行います。
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新生児水痘
| 症状 |
生後5-10日ごろから、発疹や発熱といった水痘の症状が現れますが、大人より重症で、肺炎や脳炎の合併を起こします。
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| 原因 |
妊婦が分娩前4日から産後2日ごろに水痘を発症すると、新生児も発症します。母親からの免疫がないため重症化します。
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| 治療 |
ガンマグロブリンの投与と全身状態の管理を行って治癒を待ちます。
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単純ヘルペス
母親のヘルペスウイルスが感染し、生後3週間以内に乳児が発症する場合があります。
| 症状 |
皮膚だけに症状が現れる表在型の場合水疱ができるだけですが、後に中枢神経型や全身型に移行する場合もあります。眼に症状が出る場合もあります。中枢神経型を発症すると、痙攣やふるえなどの中枢神経症状が現れ、重度の後遺症を起こす可能性があります。全身型の場合、食欲不振や嘔吐といった特徴の無い症状で発症し、進行すると皮膚の水疱があらわれ、肝機能障害や出血傾向が現れて死亡する場合もあります。治っても、多くの場合後遺症が残ります。
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| 原因 |
母親が性器ヘルペスの場合、胎児期や分娩時に感染します。口唇ヘルペスのある大人がキスをすることや、乳房ヘルペスの母親からの授乳で感染することもあります。
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| 治療 |
母親の感染がわかっている場合、帝王切開で感染を予防し、感染した場合抗ウイルス剤の点滴を行います。
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