子供の病気事典

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真菌症(カビが原因の病気)


頭部白癬(しらくも)

白癬菌の一種が、頭髪や頭皮に感染して起こります。

症状 頭皮に痒みをともなう赤い斑点ができ、皮膚が剥がれ落ちます。その部分の髪が抜けてしまうこともあります。10歳以下の男児によく見られる病気です。
原因 白癬菌の一種に感染することで起こります。この菌はペットに寄生しており、また、患者とタオルなどを共用することでも感染します。
治療 抗白癬軟膏を外用しますが、効果がなかった場合は内服薬を用いれば数ヶ月で治ります。

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体部白癬(たむし・斑状小水疱白癬)

真菌が原因の感染症です。

症状 顔や手足、胴体、首などに小さく赤い丘疹が円形に広がり、痒みをともないます。
原因 水虫と同様に、白癬菌の感染が原因です。ペットからうつることもあります。ステロイド剤などの湿疹の治療薬を使用している場合感染しやすくなるといわれています。
治療 皮膚は清潔と乾燥を保ちましょう。治療には抗白癬軟膏を使用します。

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手白癬

手のひらなどにできるみずむしです。

症状 手のひらや指の股、爪の周囲に発症します。角質増殖型は手のひらの角質が肥厚してひび割れ、小水疱型は小さな水疱が多数できます。
原因 白癬菌が原因です。
治療 足の水虫と同様、症状にあわせて抗真菌剤を使用します。ただれや痒みの強いときは、痒み止めなどが用いられます。

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股部白癬(いんきんたむし)

男子中高生に多く見られる真菌感染症です。

症状 陰部やその周辺に、痒みのある丘疹や小水疱が円形に広がります。
原因 白癬菌の感染によるものです。
治療 きちんと診断を受けて、抗真菌剤を使用すれば治りますが、褐色の色素沈着が残ることもあります。自己判断でステロイド軟膏を用いたりして症状を悪化させないように気をつけましょう。

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爪白癬(爪みずむし)

爪にできるみずむしです。

症状 足の爪に多く見られます。痛みや痒みはなく、爪が黄色く変色し、厚くもろくなります。
原因 水虫の原因である白癬菌が爪の中に侵入して発症します。
治療 爪には外用薬が浸透しにくいため、根気よい治療でも改善しない場合には、抗真菌剤を内服します。

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足白癬(みずむし)

足などの角質が厚い部分にできる真菌による感染症です。

症状 症状や場所によって3種類に分けられます。趾間型足白癬は、足の指のまたがただれ、小水疱型足白癬は、足の裏や縁に小さい水疱が数多くでき、いずれのタイプも強い痒みをともないます。足の裏全体がかたくなってひび割れ、痒みのないタイプは角質増殖型足白癬といいます。
原因 汗をかいたり長時間靴を履いてむれることにより、白癬菌に感染して発症します。他人のみずむしがスリッパなどを介して感染することもあります。
治療 趾間型足白癬と小水疱型足白癬は、抗真菌剤の外用で治療します。角質増殖型は薬が浸透しにくいため、内服が効果的です。薬によって症状が治まっても、やめると再発する可能性があるため、完治するまできちんと治療を受けることが大切です。

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癜風(でんぷう)

黒なまずとも呼ばれる真菌症です。

症状 褐色で直径1センチ前後の、痛みや痒みのない斑点が胸や背中にたくさんできます。こすると皮膚が剥け、色が抜けて白い斑点が残ることがあります。
原因 通常皮膚に常在するマラセチア菌というカビの一種が繁殖することによっておきます。
治療 抗真菌剤を外用します。再発しやすく、特に汗かきの人がかかりやすいため、清潔にして乾燥した状態を保つよう心がけましょう。

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皮膚カンジダ症

カンジダ菌による感染症です。

症状 わきの下、おしりなどこすれやすい部分の皮膚に赤いぶつぶつができ、炎症を起こして皮膚がむけることもあります。
原因 皮膚が汗や排泄物で湿った状態のときや、体の抵抗力が落ちているときにカンジダ菌が皮膚に付くことで感染します。おむつかぶれが治療しても改善されない場合は、この病気を疑います。
治療 皮膚の清潔を保ち、湿った状態にさせておかないようにしましょう。抗真菌剤を塗布すれば2週間ほどで完治します。

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