春先から夏に多い乳幼児の急性の丘疹性蕁麻疹(痒疹型反応)です。
| 症状 | 腕や足、体幹部の皮膚に赤くて痒みの強い、栗粒大で蕁麻疹の様な発疹がでます。 |
| 原因 | 虫刺されや食物アレルギーが原因です。 |
| 治療 | 痒みが強いため、抗ヒスタミン剤の内服や外用薬が必要です。ステロイド軟こうは、必要なときだけ使用します。 |
虫に刺されたことが原因の皮膚の異常を言います。
| 症状 | 主な症状は、刺された部分の痒みや発疹です。また、痒みのせいでかき壊した傷から菌が入って、感染症を起こすこともあります。 |
| 原因 | 血を吸うために人を刺す蚊、ノミ、ダニのほか、毒のあるハチ、毒蛾、毛虫なども原因になります。 |
| 治療 | 刺した昆虫の種類によって、症状や対処は異なります。
蚊、ノミ、ダニが原因の場合、かゆみが主症状なので、かき壊さないように痒み止めを塗ります。刺されないためには、蚊取り器や虫除けスプレーを使ったり、部屋の掃除をまめにしてノミ、ダニの駆除を行うなどの注意が有効です。 ハチに刺された場合は、針が残っていたら抜き取り、患部を水でよく洗います。アナフィラキシーショックという激しい症状が出て死亡することもあるため、様子をよく観察し、呼吸困難やアレルギー反応の症状が現れたら、すぐに病院に連れてゆきます。 毒蛾や毛虫に刺された場合は、よく洗い流し、毛虫の針が残った場合は粘着テープで取り除きます。いずれも症状によっては病院に行き、ステロイドの外用薬や内服薬を処方してもらう必要があります。 |
シラミに刺されると、痒みがあり、皮膚炎が起きます。
| 症状 | 頭髪に寄生するアタマジラミと、衣服の縫い目に付くコロモジラミ、陰毛に寄生するケジラミなどがあり、いずれも刺されると強い痒みがあり、赤い丘疹ができます。 |
| 原因 | アタマジラミはプールなどでも感染し、髪の根元に卵が付着しているのが観察できます。コロモジラミは、現代の一般的な生活ではあまり見られません。ケジラミは、性行為で感染した大人からうつることがあります。 痒みの原因は、シラミが血液を吸うときに注入する唾液です。 |
| 治療 | アタマジラミはブラッシングで卵を除去し、殺虫用シャンプーで洗ったり、髪を短くして市販のパウダーを用いるなどで駆除できます。 |
疥癬虫(ヒゼンダニ)というダニの一種が寄生して痒みなどを起こします。
| 症状 | 強い痒みをともなう丘疹や水疱が、皮膚の柔らかい部分にできます。疥癬虫は皮膚の下にトンネル状に卵を産むため、細長い発疹ができます。産卵が行われる夜間に痒みが強くなります。 |
| 原因 | 寝具などを介し、または直接接触により、疥癬虫に寄生されることが原因です。 |
| 治療 | 感染者が出た場合、家族全員が治療を受けましょう。殺虫剤入りの軟膏と、硫黄入りの入浴剤で疥癬虫を駆除します。 |