子供の病気事典

トップページ > 泌尿器・生殖器の病気 > 陰茎・睾丸の問題

陰茎・睾丸の問題


包茎

亀頭が包皮に覆われている状態です。

症状 乳幼児は亀頭が包皮に包まれていますが、思春期になると包皮が下がり亀頭が露出します。包皮口が狭い、癒着しているなどの原因で包皮が下がらないのを真性包茎といいます。皮を下げて亀頭を露出できる場合を仮性包茎といいます。
原因 先天性のものですが乳幼児の場合は生理的なものです。
治療 真性包茎で、亀頭と包皮の間に細菌が繁殖し亀頭包皮炎が繰り返されたり、排尿に支障がある場合は手術をしますが、手術自体は簡単です。

ページのトップへ ▲

亀頭包皮炎

男子の性器の先端の炎症です。

症状 性器の先端に赤い腫れとかゆみがみられます。排尿時の痛みや膿をともなうこともあります。
原因 包皮と亀頭の間にたまった汚れに細菌が繁殖して炎症を起こします。
治療 包皮を広げて洗浄、消毒し、抗生物質軟膏を塗り、炎症が強い場合抗生物質の内服などで治ります。炎症の原因が包茎にある場合、手術で切開します。性器を清潔に保ち、汚れた手で触らないよう注意します。

ページのトップへ ▲


尿道下裂

陰茎の先端にあるはずの尿道口が、それより上部に開口している病気です。

症状 陰茎が下向きに曲がっており、排尿するとき尿が前に飛びません。下裂が高度の場合、陰嚢が2つに分かれているため女児のような外見になります。
原因 妊娠初期の染色体や性ホルモンの異常が原因の先天的形態異常です。
治療 下裂が高度の場合3-5歳のあいだに手術を行います。尿道口が亀頭部に開口していて排尿障害がない場合手術の必要はありません。

ページのトップへ ▲

停留睾丸(停留精巣)

精巣が陰嚢のなかにおりてこない病気です。

症状 陰嚢のなかに睾丸がはいっていません。
原因 胎児期に腹部で形成され、成長とともに下降して陰嚢におさまるはずの睾丸が、鼠径部や腹部にとどまってしまうことが原因です。
治療 自然に降りてくることも多いので、経過を観察します。1歳を過ぎても下りてこない場合、手術で正常な位置におろします。

ページのトップへ ▲

睾丸捻転

睾丸が何らかの理由によりねじれてしまう病気です。

症状 発症は突然で、睾丸が大きく腫れ、腰を曲げて激しい痛みを訴えます。血行障害が起きている状態なので、長期間放置されると睾丸は壊死し、萎縮して機能障害を起こします。
原因 はっきりした原因はわかっていません。睾丸が陰嚢の中で血管を軸に回転してねじれるため、血管が圧迫されて血液が供給されなくなります。
治療 睾丸への血液供給が停止した状態なので迅速な治療が必要です。発症後4-6時間以内に手術します。長時間捻転した状態が続くと、精子を作る機能が失われる可能性があり、24時間以上放置すると睾丸が壊死し、摘出することになります。反対側の精巣も捻転を起こす可能性があるため、それをふせぐため固定する場合もあります。

ページのトップへ ▲