血液中のたんぱく質が尿中にもれる病気です。2-5歳に多く発症します。
| 症状 | 強いむくみが特徴です。さらに、顔色が悪く疲れやすいといった全身症状が現れます。尿の量や回数は極端に少なく、泡立ちの強い尿が出ます。 |
| 原因 | 血液が腎臓を通るとき、再利用する成分を再吸収する役割を果たす糸球体という部分に異常があると、血液中のたんぱく質を尿として排出してしまうため、体にたんぱく質が不足します。 糸球体の異常の原因ははっきりしませんが、免疫系の異常が原因であると考えられています。 |
| 治療 | 入院して、ステロイド剤などによる治療を行います。ステロイド剤の副作用が強く出た場合、量を減らして免疫抑制剤を用います。食事療法と安静も必要です。 約7割に再発が見られますが、思春期までには治る事の多い病気です。日常的に塩分や水分の摂取を控え、むくみが出たら安静を保つなどの注意が必要です。 |
タンパク尿が主症状です。
| 症状 | 活動している状態のときにだけタンパク尿が出ます。 |
| 原因 | 原因は不明ですが、立っている状態でおきる腎臓静脈の圧迫による鬱血によって尿中にたんぱく質がもれるのではないかと考えられています。 |
| 治療 | 成長とともに自然に治ります。病気ではないため、治療の必要はなく、食事や運動などの日常生活に関する特別な注意事項もありません。 |
ごく軽い血尿がおきます。
| 症状 | 健康診断のときに検尿が行われて判明します。肉眼でわかるような血尿ではありません。血尿以外の症状はありません。 |
| 原因 | 糸球体という部分の血管の膜が薄いため、わずかな血尿が出ます。遺伝的な要素が強いといわれています。 |
| 治療 | 半数は5-6年で血尿はなくなるため、特に治療の必要はありません。 |