子供の病気事典

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水泳肩・野球肘・野球肩・ジャンパー膝


水泳肩

水泳などの前方に腕を大きく振り上げる運動中に肩が痛みます。

症状 腕を振り上げたとき、肩に違和感と痛みを感じます。
原因 水泳のクロールやバレーボールなどの前方に腕を大きく振り上げる動作を多く繰り返すスポーツが原因で発症します。腕を振り上げるとき肩関節の骨頭が腱板などと接触し、繰り返しの摩擦によって腱板や滑液包の炎症が起きるのです。
治療 違和感や痛みを感じたら肩を休ませれば自然に治ります。正しい筋肉ストレッチによる筋力強化で症状の改善が期待できます。

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野球肘

ボールを投げる動作によっておきる肘の障害です。

症状 肘の曲げ伸ばしが痛みにより困難になります。悪化すると日常の動作でも痛みが起きるようになります。
原因 投球動作によって肘の内側が強く引っ張られることが繰り返され、軟骨の損傷や骨端線離開などがおき、痛みが生じます。肘の外側の痛みは上腕骨外側の軟骨が、前腕の骨とこすれあうことが原因です。
治療 患部を冷やして安静を保ちます。軽症の場合2-6ヶ月間の安静で治りますが、抗炎症剤の投薬が必要な場合もあります。症状によっては手術が必要になります。リトルリーグ肩と同様、最も大切なことは予防です。無理な練習はさせず、投球回数に上限を設けたり、正しい投球フォームを身につけさせてくれる指導者を選ぶことも大切です。
特に小学生までは、投球数は1日50球以内、練習時間は週3日、1日2時間までで、直球以外は投げないといった基本を守ることが大切です。

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リトルリーグ肩(野球肩)

肩の使いすぎで、腕の付け根の上腕骨頭という部分に疲労骨折が起こります。筋力は弱く、関節は柔軟という子供の時期に投球動作を過度にすることで起きるためこの名前がついています。

症状 腕を動かすと上腕骨頭が痛みます。脱力感や運動障害もともないます。
原因 成長途中の子供の上腕骨頭には骨の成長線があります。繰り返しの投球動作などによってこの成長線が損傷を受け、痛みが生じます。
治療 投球など原因となった運動を禁止し、3週間程度肩を固定します。運動の再開はゆっくりと行い、痛みが生じたら休みます。子供の骨格や筋肉は成長中の未完成な状態です。特定のスポーツが得意で周囲の期待がかかっているとしても、過度のトレーニングや同じ動作だけを繰り返す練習は避けるべきです。予防策として、あらかじめ投球数の上限を決めておくことなどが必要です。

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ジャンパー膝

ジャンプを繰り返すことで膝周辺の組織が炎症を起こします。

症状 膝周辺が痛み、運動の後に痛みが悪化し、患部を押すと強く痛みます。
原因 走ったり跳躍したりするときに衝撃を吸収する膝蓋靱帯の周辺が、使いすぎによって損傷し、炎症を起こすことが原因です。
治療 準備運動をしっかりすることが大切です。痛みが強い場合、ジャンプする運動を一時中止し、冷湿布や消炎鎮痛剤で症状を和らげます。

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