子供の病気事典

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副腎のホルモン異常


バーター症候群

ナトリウムの吸収とカリウムの排泄の機能を持つアルドステロンというホルモンが過剰に分泌される病気です。

症状 血中のカリウムが不足し、筋力の低下や手足の麻痺、成長ホルモン抑制による小人症などといった症状が現れます。次第に腎機能が悪化し、腎不全を起こす場合もあります。血圧の異常は起こりません。
原因 はっきりした原因はわかりませんが、大量のナトリウムが腎臓の遠位尿細管に流れ出したため、アルドステロンが過剰分泌したことが原因と考えられています。
治療 アルドステロンやプロスタグランジンの過剰生産を抑える薬剤を投与します。

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先天性副腎皮質過形成

副腎皮質でステロイドホルモンが作られる過程で必要な酵素が先天的に欠損している病気です。

症状 副腎皮質でステロイドホルモンが生産されません。遺伝性の先天性異常であり、生後すぐに発見されます。食欲不振や低血糖、低血圧、皮膚の色素沈着などの症状が見られ、場合によっては外性器の形態異常を伴います。早期に治療を始めないと、思春期早発症を発症することもあります
原因 遺伝子異常が原因です。両親がともに遺伝子を持つ場合、25%の子供が発症します。突然変異が原因になる場合もあります。
治療 根本的な治療法はありませんが、自分で作ることのできないステロイドホルモンを服用することで症状は改善します。

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副腎皮質機能亢進症

何らかの原因により、副腎皮質からコルチゾールというホルモンが過剰に分泌される病気です。

症状 低身長や、ムーンフェイスという顔面肥満、手足に比べて胴体だけが極端に肥満する、色素沈着、脱力感、高血圧など、さまざまな症状が起きます。躁状態やうつ状態といった精神症状が起きることがあります
原因 脳下垂体や副腎の腫瘍、リウマチやぜんそくの治療に使われるコルチコステロイドの長期投与などが原因となります。
治療 腫瘍は手術で除去します。薬剤投与が原因の場合、必要性と量などを医師が判断して、可能な場合投与量を減らします。

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