子供の病気事典

トップページ > 循環器の病気 > 心雑音・不整脈・高血圧・起立性調節障害

心雑音・不整脈・高血圧・起立性調節障害


心雑音

聴診器で心臓の音を聞いたときに雑音が聞こえる状態です。

症状 ほとんどの場合自覚症状はありません。
原因 心臓の壁に血液があたる音や、心音が血管壁に共鳴することが原因の機能性心雑音は病気ではありません。先天性心疾患がある場合も雑音が起きますが、この場合はもとの病気に対する治療が必要です。
治療 子供の心雑音のほとんどは生理的なもので、心疾患ではありません。念のため検査を受けて異常がなければ日常生活や運動に対する注意も必要ありません。

ページのトップへ ▲


不整脈

心臓が拍動するリズムが不規則になり、脈が速くなったり遅くなったりします。

症状 自覚症状がなく、検診で偶然発見されることもありますが、動悸や胸部の不快感、息切れを感じることもあります。症状を訴えられない乳児の場合食欲が減退するだけのこともあります。
原因 心筋の動きは電気的刺激によってコントロールされていますが、この刺激が乱れたり、届かない場合などに心筋の収縮のリズムが乱れ、不整脈を起こすのです。先天的な原因で起こる場合と、他の病気で起こる場合があり、健康な子供に不整脈だけが現れることもあります。
治療 他の病気がなく元気な場合、治療の必要はありません。症状が重い場合は投薬や運動制限、手術などによって治療します。タイプによってはペースメーカーを埋め込む場合もあります。

ページのトップへ ▲

高血圧

子供でも、他の病気や生活習慣などの原因で高血圧になることがあります。

症状 ほとんど無症状の場合もありますが、主に息切れ、動悸、足のむくみなどを起こします。子供の場合、最高血圧125mmHg以上を高血圧と診断します。
原因 子供の場合、大動脈縮窄など他の病気が原因で起こる続発性高血圧が原因の場合が多く、病気がないのに起こる本態性高血圧はまれです。
治療 原因となっている病気の治療を行い、それでも血圧が下がらない場合、薬物療法を行います。本態性高血圧に対しては、規則正しい生活や塩分を控えた食事などの指導を行い、生活習慣を改善します。

ページのトップへ ▲

起立性調節障害

めまいや立ちくらみを主な症状とする病気です。

症状 貧血、立ちくらみ、朝起きられない、めまいがするといった症状が現れます。入浴時や朝礼のときに倒れたり、顔色が悪く疲れやすいといった症状が現れることがあります。
原因 自律神経失調症のひとつで、血圧が低下します。生活習慣の乱れが原因の場合もあります。
治療 重症の場合、自律神経の働きを調整する薬や血圧を上げる薬の投与が行われる場合もありますが、基本的には夜ふかしを避け、規則正しく食事を取るなどといったことを心がけることが大切です。

ページのトップへ ▲