大動脈の一部が先天的に狭くなっている病気です。
| 症状 | 大きな動脈が狭くなっているので、狭くなった場所から先は血液が減少し、手前では血液がたまります。この結果、一般に上半身は高血圧、下半身は低血圧になります。体の部分的な冷えや高血圧、心不全などの症状が現れますが、軽症の場合思春期ごろになってはじめて現れます。 |
| 原因 | 先天性の病気です。母親がこの病気の場合は4%、父親の場合は2%の確率で子供も発症します。体のほかの部分の形態異常をともなう場合もあります。 |
| 治療 | 縮窄を広げるための手術を行います。血管に風船を入れて狭い部分で膨らませるバルーン血管形成術や、狭い部分を切除する手術で治療します。 |
肺動脈弁が狭くなっているため血液が流れにくくなる状態です。
| 症状 | 乳幼児期には心雑音以外の症状が現れない場合もありますが、重症の場合チアノーゼや呼吸困難がおきます。成長が進むにしたがって狭窄が進行し、心不全を起こすこともあります。 |
| 原因 | 肺動脈の弁が生まれつき狭くなっているため血液が流れにくくなります。胎児が成長する過程でおきる異常による先天的な疾患です。 |
| 治療 | 軽症の場合は経過観察にとどめますが、重症の場合、血管にカテーテルを入れて動脈を広げたり弁を切開したりします。 |
左心室と大動脈の間にある弁が狭くなっている病気です。
| 症状 | 心雑音と運動時の心電図の異常が見られます。運動時の胸痛などの症状はあっても、それほど目立った自覚症状が出ないため、気づかれない場合もあります。乳幼児期にすでに症状が現れる場合は重症で、失神したり突然死する可能性もあります。 |
| 原因 | 左心室と大動脈をつなぐ部分が狭くなっているため血流が滞ります。 |
| 治療 | 弁を広げる手術を行います。血管内に風船をいれ、患部で膨らませることで血管を広げるバルーン拡張術という方法がとられる場合もあります。 |