子供の病気事典

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風邪・インフルエンザ


かぜ症候群

上気道に炎症を起こす病気です。

症状 主に、鼻水、せき、くしゃみ、のどの痛みなどの症状が出ます。発熱や頭痛、関節痛を伴うこともあります。抵抗力の弱い子供の場合、中耳炎や気管支炎、肺炎などの合併症を起こすことがあります。
原因 ほとんどの場合ウイルス感染が原因です。まれに細菌やマイコプラズマが原因となることもあります。
治療 風邪を引いたら無理をさせず、初期段階から保温、安静、栄養補給を心がけ、熱のある場合には水分を補給するなどの注意をしながら療養すればやがて治ります。
発熱が続いたり、症状が重い場合は病院に行きましょう。普段から、栄養のバランスに気をつけ、うがいや手洗いの習慣をつけることが予防に役立ちます。

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手足口病

乳幼児がかかりやすい夏風邪の一種です。

症状 病名どおり、手のひら、足の裏、口の中に小さな水泡ができます。痛みはありませんが、口の中の水泡が破れて潰瘍になると痛みが出ます。熱は、出ても微熱程度で1-2日で下がります。口の中の潰瘍は2-3日で治り、手足の水泡も1週間ほどで消失します。 まれに、合併症として髄膜炎を起こすことがあります。
原因 コクサッキーウイルス、エンテロウイルスが原因です。潜伏期間は3-6日です。
治療 ほとんどの場合自然に治りますが、口の中の潰瘍を痛がる場合、口内炎用の軟膏を塗り、味の濃い食物や刺激物を避けるようにします。うがいで口の中を清潔に保ちましょう。

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ヘルパンギーナ

主に5歳以下の子供がかかる夏風邪で、口の中に水泡ができます。

症状 のどが痛み、39度前後の熱が出ます。のどの奥に赤く小さな水泡ができて痛みます。頭痛、腹痛、嘔吐などを伴い、のどの痛みのせいもあって食欲が低下します。
原因 コクサッキーウイルスやエコーウイルスが原因で、初夏から秋にかけて流行します。
治療 のどの痛みには消炎剤、高熱には解熱剤といった対症療法が中心です。脱水症状を起こさないように、水分補給を心がけ、のどの痛みを増すような、熱いものやすっぱいものを避けて薄味でのど越しのいいものを与えましょう。
自然に治る病気ですが、どうしても食べたり飲んだりを嫌がる場合は病院での点滴が必要になることもあります。

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インフルエンザウイルス感染症

普通の風邪よりも症状が重く、子供の場合合併症で死亡することもあります。

症状 寒気を伴って突然高熱が出ます。通常、関節痛や頭痛、せき、鼻水といった、風邪症候群の症状が出ますが、下痢や嘔吐などの消化器症状が現れることもあります。
熱は2-4日で下がる場合が多いですが、こじらせると肺炎や脳炎、気管支炎などといった合併症を起こす可能性があります。
原因 インフルエンザウイルスによって起こる流行性の感染です。ウイルスにはさまざまなタイプがあり、その年により流行するタイプは異なります。空気の乾燥した冬に流行します。
治療 まず注意するべきことは、ほかの子供への感染の危険があるため、幼稚園や学校は出席停止になることです。解熱後2日以上たってから医師の治癒証明をもらいましょう。 高熱により脱水症状の危険があるため、水分を補給し、安静にします。食べ物は消化がよく口当たりのいいものを選びます。
A型にはアマンタジンという薬が有効です。最近では、ノイラミニダーゼ阻害薬という薬が使われるようになり、これはA型にもB型にも有効ですが、発症後2日以内に服用する必要があります。
高熱による体力の消耗を防ぐために、解熱剤が処方されることもありますが、種類によっては重大な合併症の危険があるため、安易な使用はつつしみましょう。
ワクチン接種や手洗い、うがいなどである程度感染を防ぐことができます。

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