現在日本国内での発症数は激減しており、患者の大部分が海外での感染によるものです。
| 症状 | 39-40度の高熱が出て胸や腹部には赤い発疹が出ます。感染初期に下痢を起こすことは少なく、進行すると肝臓や脾臓が腫れ、高熱と下痢のために衰弱します。治療が遅れると腸出血がおきることもあります。 |
| 原因 | 腸チフス菌やパラチフス菌の保菌者の糞便を含んだ飲食物を摂取することで感染します。 潜伏期間は1-3週間で、海外旅行から帰った後国内で発症することが多いようです。 |
| 治療 | 伝染病なので、第2類感染症指定医療機関に入院する必要があります。抗生物質などによる治療が行われますが、子供は大人よりも軽症ですむ傾向があります。 |
4歳以上に多く見られる病気です。マイコプラズマという微生物が原因です。
| 症状 | 激しい咳が出て、発熱は1週間から10日続きますが高熱にはなりません。咽頭炎や中耳炎といった合併症を起こすことがあります。幼児の場合、細菌性肺炎を合併することもあります。 |
| 原因 | マイコプラズマが感染者の咳やくしゃみによって飛沫感染を起こします。学校などで大流行を起こすことがあります。潜伏期間は10-14日です。 |
| 治療 | 検査によって原因が判明したら抗生物質によって治療します。多くの場合入院治療が必要ですが軽症で入院の必要がない場合もあります。流行している時期にはマスクをしたり、外出後のうがい、手洗いの徹底を心がけてください。 |
クラミジア菌に感染して起こる病気です。大人の場合は性行為によって感染しますが、新生児クラミジア感染症は、クラミジア菌に感染した母親の産道を通ることによって起きます。
| 症状 | クラミジア菌が胎児の眼につくと、新生児クラミジア結膜炎という重症の結膜炎を発症します。主症状は膿のような目やにや充血です。 肺に感染すると、クラミジア肺炎を発症します。激しい咳が出て、呼吸が乱れます。 |
| 原因 | 母親がクラミジアに感染している場合、約5割の確率で産道を通った子供に感染します。 |
| 治療 | 母親の感染が判明している場合、薬の投与で子供への感染を防ぎます。感染してしまった場合は、結膜炎も肺炎も抗生物質で治療します。 |