子供の病気事典

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過敏性腸症候群・起立性調節障・排泄障害


過敏性腸症候群

消化管に病気が無いのに腹痛や下痢、便秘がおきる状態をいいます。

症状 下痢や便秘が繰り返され、電車の一駅ごとにトイレに行きたくなるなどといった症状が起きて、日常生活に支障をきたします。
原因 ストレスなどによって腸の運動をコントロールしている自律神経の働きが乱れることによっておこります。排便の異常によって困ったりした体験が、次に同じ場面に出会ったときに思い出されてそれがストレスになり、ふたたび症状が現れるといった悪循環が起きることもあります。
治療 排便異常が他の病気のせいではないことを確認するためにも、まず医師の診察を受けましょう。 ストレスの原因を排除するとともに、排便異常に対する恐怖感から悪循環がおきることを防ぐためにも、整腸剤や下痢止め、精神安定剤などが処方されることもあります。規則正しい排便習慣を身につける努力や食生活の改善も行うことが大切です。

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起立性調節障害

自律神経失調症の一種で、たちくらみやめまいなど、貧血のような症状が現れます。

症状 朝起きることが苦手で午後になると元気になる、朝礼のときに倒れるなどといった症状が現れます。車酔いを起こしやすかったり疲れやすいように見えることもあります。
原因 通常は、立ち上がったときには血管が自動的に収縮して血液が下半身にたまるのを防ぐ機構が働いているため、急に立ち上がっても立ちくらみを起こすことはありませんが、起立性調節障害の場合、自律神経の働きが乱れているためこのような反射が正常におきず、上半身の血圧が下がって気分が悪くなったり倒れたりします。
自律神経のバランスが崩れる原因としては、ストレスや急激な成長などがあげられます。
治療 貧血などといったほかの病気が無いことを確認します。起立性調節障害と診断された場合、規則正しい生活を心がけ、ストレスの原因をとり除きます。
症状の前触れがあるときは、安全のためにもその場ですわるように指導します。成長とともに自然に治る場合がほとんどですが、症状が強い場合、薬物療法が行われる場合もあります。

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排泄障害

知能に障害がない子供が5-6歳になってもおもらしをしてしまうことを言います。

症状 尿を漏らすことを遺尿症、便を漏らすことを遺糞症といいます。5歳以上で週に2回以上のおもらしがあり、それが3ヶ月以上続いた場合遺尿症と診断され、4歳以上で月に1回以上便のおもらしをする状態が3ヶ月以上続いた場合遺糞症と診断されます。
原因 トイレのしつけで厳しく叱られたせいで、トイレや排泄そのものに恐怖感を抱いたため、トイレで通常に排泄できなくなることが原因の場合が多く見られますが、神経や膀胱などの身体機能に問題がある場合もあります。遺糞症の場合は、便秘のせいで排泄に苦痛が伴うため、排便を我慢してしまい、便意を感じなくなるためもらしてしまうことが多く見られます。
治療 排泄に対する恐怖を取り除くことが必要です。おもらしをしたときに叱ったり、無理に起こしてトイレに行かせるなどはしてはいけません。成長とともに治っていく場合がほとんどですから、親や本人があせらないことが大切です。便秘によって肛門が切れて痛むなどの排便に対する恐怖の原因は、食生活の改善や薬剤などによって取り除くことができます。学童期をすぎても治らない場合、薬物療法や心理療法などの治療を行います。

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