知能に障害がない子供が5-6歳になってもおもらしをしてしまうことを言います。
症状
尿を漏らすことを遺尿症、便を漏らすことを遺糞症といいます。5歳以上で週に2回以上のおもらしがあり、それが3ヶ月以上続いた場合遺尿症と診断され、4歳以上で月に1回以上便のおもらしをする状態が3ヶ月以上続いた場合遺糞症と診断されます。
原因
トイレのしつけで厳しく叱られたせいで、トイレや排泄そのものに恐怖感を抱いたため、トイレで通常に排泄できなくなることが原因の場合が多く見られますが、神経や膀胱などの身体機能に問題がある場合もあります。遺糞症の場合は、便秘のせいで排泄に苦痛が伴うため、排便を我慢してしまい、便意を感じなくなるためもらしてしまうことが多く見られます。
治療
排泄に対する恐怖を取り除くことが必要です。おもらしをしたときに叱ったり、無理に起こしてトイレに行かせるなどはしてはいけません。成長とともに治っていく場合がほとんどですから、親や本人があせらないことが大切です。便秘によって肛門が切れて痛むなどの排便に対する恐怖の原因は、食生活の改善や薬剤などによって取り除くことができます。
学童期をすぎても治らない場合、薬物療法や心理療法などの治療を行います。