子供の病気事典

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色覚異常・斜視・眼振・心因性視力障害


色覚異常(色盲・色弱)

色彩を感知する細胞の機能が低いため、色の識別能力が低い病気です。

症状 色の見え方が通常とは異なりますが、先天性の病気であるため本人には自覚症状はありません。ほとんどの場合赤と緑の区別が付きにくい赤緑異常です。日常生活に支障はありません。
色弱は赤と緑の他にも、色の区別ができにくい状態で、ほとんど区別ができない場合を色盲といいます。
本当に色の区別がまったくできず、風景が白黒写真のように見えるのは全色盲といって、きわめてまれです。
原因 網膜中の色を感じる錐体細胞の機能が、遺伝的に低下していることが原因です。
治療 有効な治療法はありませんが、一般的な日常生活をおくる上ではほとんど問題ありません。

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斜視

やぶにらみともよばれる、黒目が片方だけずれて見える病気です。

症状 視線を定めたときも、片方の角膜の位置がずれているため、どこを見ているのかわかりません。内側に寄っている場合を内斜視、外側の場合を外斜視、上か下にずれている場合を上下斜視と言います。斜視の側の目を使わずに物を見るため、視力が悪くなったり、両目で立体的に物を見る機能に発達障害がおきることもあります。
原因 筋肉の異常、遠視、左右の視力の差などが原因となります。また、中枢神経障害の症状として現れることもあります。目の機能が未熟な乳児に生後まもなく見られる内斜視は、偽斜視といって、自然に治ります。
治療 遠視が原因の場合、視力の矯正で治ります。それ以外の原因がある場合、手術で治します。

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先天性眼振

めまいがあるときなどに起きる眼振という症状が生まれつきある病気です。

症状 めまいやふらつきがないのに、眼球が小刻みな往復運動をします。両眼に起きる場合が多く、自分の意思で制御することはできません。
原因 先天性のものです。目の疾患にともなって見られる場合と、眼振以外に症状がない場合があります。
治療 眼振だけがおきている場合、特殊なめがねで眼振を押さえます。視力が悪い場合は眼振の症状も激しくなるため、めがねやコンタクトレンズで矯正します。手術によって眼球を動かす筋肉を治療することもあります。

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心因性視力障害

精神的な原因で視力が低下します。

症状 視力の低下があるにもかかわらず、目に異常は見つかりません。特定の教科や試験のときだけ視力が落ちるといったこともあります。 頭痛や難聴など、他の症状をともなうこともあります。
原因 思春期の初めに多く見られ、時期的な要因に加え、家庭や学校でのストレスによるものと考えられています。
治療 まず、眼の検査をして角膜、水晶体、眼底などすべての部分に異常がないことが確認された上で、ストレスの原因を取り除く努力をします。親、教師などの協力はもちろんですが、場合によっては精神科、心身症専門医の診察を受ける必要があります。

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