遺伝や突然変異により、頭蓋骨が通常より早く癒合してしまう病気です。
| 症状 | 頭蓋骨の癒合の部分によって頭の形が違ってきます。手足の指もくっつきあっている場合が多く、皮膚だけで付着している皮膚性癒合と骨まで付着している骨性癒合があります。視力、聴力障害や精神発達障害をともなう場合もあります。 |
| 原因 | 新生児の頭蓋骨は発達が不完全で、小泉門と大泉門という穴が開いており、発達にともなって頭蓋骨が癒合して穴が閉じるのが普通ですが、これが早い時期に癒合してしまいます。 |
| 治療 | 脳の発達に障害が起きないように頭蓋骨を切り開く手術が必要な場合があります。手足の指の癒着は、皮膚だけでなく骨まで癒着している場合、機能を損ねないように慎重に分離手術を行います。歯列矯正がを行うときにはこの病気の場合、健康保険が適用されます。 |
頭蓋骨が早い時期から閉鎖してしまう病気です。
| 症状 | 頭部が細長くなるといった変形がおき、眼球突出や下顎の形成不全が起きます。手足の指同士がくっついている合指症が合併する場合もあります。また、頭蓋が閉じているせいで、頭蓋内の圧力が上がって脳が圧迫されることにより、運動機能や精神発達に障害が起きることもあります。 |
| 原因 | 新生児の頭蓋骨は、はじめはきちんと閉じていないのが普通ですが、それが早期に癒合してしまうことで、頭の変形や知能の遅れがおきます。遺伝が原因の場合や、他の異常が原因の場合もあります。 |
| 治療 | 知能の発達の遅れは、早期に頭蓋骨を切り開くことで防げる場合があります。変形に対しては形成手術を行います。 |