ボツリヌス菌によって、神経や筋肉に麻痺が起きる病気です。
| 症状 | 便秘がおき、泣き声が弱くなります。筋肉の麻痺により、まぶたが垂れ下がったりよだれがたまったりし、呼吸困難によって死亡することもあります。 |
| 原因 | ボツリヌス菌が体内に入ることによって発症します。蜂蜜が原因になることが多く、他には水飴や土なども原因になることがあります。蜂蜜に含まれるボツリヌス菌は毒素が弱いため、幼児や大人は心配ありませんが、乳児の場合にはさまざまな症状が起きるのです。 |
| 治療 | 必要によって抗生物質を投与し、呼吸管理や栄養管理を行います。適切な治療によって完治しますが、乳児には蜂蜜を与えない方がいいでしょう。 |
結核菌の感染によって肺に炎症が起きる病気です。すべての年代の人が感染しますが新生児の場合、症状が多くの臓器に現れます。
| 症状 | 呼吸障害、発熱、肝臓腫大、皮疹、発育障害などさまざまな症状が現れます。 |
| 原因 | 母親が感染者であった場合、胎盤を経て感染したり、羊水から感染したりします。また、分娩時や出生後の空気感染も起こります。 |
| 治療 | 全身状態の管理を行うとともに、抗結核剤を投与します。 |
大腸菌や緑膿菌などのグラム陰性桿菌に新生児が感染した場合、重い症状を起こすことがあります。
| 症状 | 肺炎、髄膜炎、尿路感染症などさまざまな感染症を起こします。食欲の低下や嘔吐、痙攣、黄疸など、感染症の種類によって症状も多様です。大腸菌は新生児の敗血症の最大の原因で、生命の危険もあります。 |
| 原因 | グラム陰性桿菌は、生活環境中に広く存在していますが、細菌への抵抗力が弱い新生児の場合、感染を起こしやすく、重症化しやすいのです。分娩時に産道で感染したり、院内で感染したりすることもあります。 |
| 治療 | それぞれの症状に対して治療を行いながら、各病原菌や感染場所によって有効な抗菌剤を用いて治療します。 |
新生児におきる細菌感染症です。
| 症状 | 出生直後に発熱がおき、続いて全身の発疹と血小板減少が見られます。低出生体重児の場合、無呼吸発作などがおき、重症化する場合もあります。 |
| 原因 | 抗生物質に対する抵抗性を獲得したブドウ球菌が産生する毒素により免疫機能が乱れることで発症します。 |
| 治療 | 発熱は1日程度でおさまり、発疹も自然に治りますが、重症化する可能性のある未熟児には抗生物質を投与します |