MRF(マネー・リザーブ・ファンド)
証券総合口座の中核をなす公社債投資信託を指す。国内外の公社債やCDといった短期金融商品を中心に運用を行う追加型の投資信託。株式は一切組み入れないため、リスクを低く抑え安定した収益の確保を目的としている。1円単位で申し込みができ、当初から引出ができるため利便性が向上し、人気を集めた。利回りはMMFより若干低くなっている。
関連
マネー・リザーブ・ファンド
証券会社により取り扱いが若干異なるが、多くの場合は証券口座を開設する際に、証券会社側から同時にMRF口座も開設を奨められるようになる(既存客の場合は、新たにMRF口座を開設してもらう)。当然強制ではないため、MRF口座の開設は拒むことも可能である。
MRF口座を開設すると、証券口座に現金を預けたその時点で、MRFを自動的に購入する方法が取られる。
株式等の商品(※ここで言う商品とは証券会社で買うことのできるものを指し、商品先物取引の商品ではない)を買う場合は、受け渡し日(約定日から数えて4営業日後)にMRFを自動的に解約して購入代金に充当することとなり、逆に保有商品を売却した場合は売却代金で受け渡し日(同様に約定日から数えて4営業日後)にMRFを自動的に購入することとなる。また、証券口座からの出金はMRFを解約して行う。
このように、現金と同じような振る舞いをする投資信託である。通常、証券会社を通じて商品の売買を行った場合は「約定通知書」が必ず口座に登録された住所に郵送されることになっているが、このMRFは売買頻度が非常に高いこともあり、その都度の通知はされず、(基本的に)半年に一度郵送される「残高報告書」に同封された売買履歴で初めて確認できる程度である(当然、証券会社に問い合わせをすればその時点での残高は回答してもらえる)。
証券口座に預託している現金には金利がつかないが、MRFは投資信託であるため、分配金をもらうことが可能である。しかし、当然ながら元本割れのリスクもある点も留意する必要がある。念のために、MRF口座開設時に同時に交付される目論見書などにも目を通しておいた方が良い。
マネー・マネージメント・ファンド(MMF)・中期国債ファンド(中国F)等と比較して購入や解約が頻繁に行われるため、現金にしておくことができないといったMRFの性質上、リスクの比較的低いもので運用されている。必然的に、利回りもそれらを下回る。
アメリカにおけるMMF(マネー・マーケット・ファンド)は、これに近いものである。
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