金融先物取引
将来のある日時に、何を、どれだけ、いくらの価格で売買すると約束し、商品の受け渡しと決済をすることを現時点で契約する取引を指す。ヘッジ取引や投機取引に利用される。例えば、100円で購入した国債が値下がりする可能性が出てきたが、国債を手放したくないとする。その場合に、一定期間後に100円で国債を売却する先物取引を締結する。決済時に98円に値下がりしたとしても、投資家はその一定期間後に現物価格と先物価格の差額である2円を受け取ることができる。また、逆に価格が102円に上昇したとしても、先物取引で2円の損失が生じるが、手持ちの国債が値上がりするので問題はない。
関連
金融先物取引(きんゆうさきものとりひき)はいわゆるデリバティブ(金融派生商品)の一つで、価格や数値が変動する各種金融商品や金利等について、未来の売買についてある価格での取引を約定(やくじょう)するものをいう。対義語は現物取引。
先物の決済日には現物を現金で決済するもの(デリバラブル:国債先物等)と、現物との価格差で差金決済(ノンデリバラブル:金利先物、指数先物等)がある。証券取引所や、金融先物取引所に上場されている。
【フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より】