競争的マーケット・メーカー制

マーケット・メーカーとは、投資家や証券業者の買い注文に売り向かい、売り注文に買い向かうことで適正な価格形成に貢献する役割を担う業者を指し、イギリスではジョッバーがその働きを果たしていた。しかし、単一資格制度が廃止されたことにより、競争的なマーケット・メーカー制が導入された。



関連

ロンドン金融市場は短期市場(貨幣市場)と長期市場(資本市場)とから成るが、前者が中心で、よく整備されていることが特徴的である。貨幣市場の主軸は手形割引市場であり、その担い手はまず割引商会(ディスカウント・ハウス)である。彼らは19世紀初頭の手形仲買人(ビル・ブローカー)に起源をもち、初めは単なる手形のブローカーであったが、[1830年代]]頃から自己の勘定で内外手形を買い入れるディーラーに成長し、割引商会と呼ばれるようになった。オーバレンド・ガーニー商会などが有名であるが、21世紀初頭までにはロンドン割引市場協会加盟の少数有力会社がシンジケートを形成するようになった。

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