買収ファンド
多くの投資家から集めた資金で経営不振の企業を買収し、価値を高めてから売却して利益を得ることを目的とするファンドを指す。企業価値を活かしきれていない企業を見つけて、その株式を購入することで経営権を取得、大胆なリストラなどでROE等を高め、最終的には株式を公開したり、他企業に売却して得た利益を投資家に還元する仕組み。アメリカを中心に多くのファンドが組成されており、最近では、日本企業を買収するためのファンドが増えているのに加え、日本国内の商社や銀行がファンドに参加するケースもみられる。
関連
バイアウト・ファンド
バイアウト・ファンド(Buy-Out Fund)は、複数の機関投資家や個人投資家から集めた資金を事業会社や金融機関に投資し、同時にその企業の経営に深く関与して企業価値を高めた後に売却することで高い利回りを獲得することを目的としたファンドである。
具体的には、MBOファンド、買収ファンド、プライベート・エクイティ・ファンド(Private Equity Fund)、企業再生ファンド、ターンアラウンド・ファンド(Turnaround Fund)などと呼ばれているものが該当し、それらの総称としても使われる。主に、LBOと呼ばれる買収先の資産・キャッシュフローを担保とした借入を用いて資金調達する場合が多い。
ネガティブな表現として、買収対象が主に経営危機に瀕した、もしくは破綻した企業であるものが多く、まるで屍肉を漁るとされるハゲタカを思わせることから「ハゲタカ・ファンド」などと言われることもある
【フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より】