エクイティ・スワップ
固定金利による収入と株式の売買損益を交換する(スワップ)取引を指す。株式持ち合い等で株式を保有している企業が、固定化した資産を有効活用する方法として利用する。日本では、1999年12月の法改正により、認可を受けた企業が取り扱えるようになった。
関連
デットエクイティスワップ
Debt Equity Swap(デットエクイティスワップ)は財務改善の手法の一つで、負債と資本との交換である。貸し手の立場からは、債権を元手にした出資を意味する。DESと略して表されることもある。
具体的には、例えばある会社の社長が自社に対して3000万円を貸し付けていたとすると、DESでは会社がこの3000万円を社長に返す。しかし実際には会社には返すお金がないので、社長は返してもらった(ことになっている)3000万円を会社に増資する。この操作により、実際のお金は一切動いていないが、会社としては返済義務のある借金が減り、返済の必要のない資本が増えることになる。バランスシート上も、自己資本比率が改善する。この手法は企業規模に関わらず広く用いられており、例えば産業再生機構などの再生案件でも頻繁に見られ、銀行が債権を放棄する代わりに、DESをおこなうなどしている。しかしながら、安易なDESを抑制するため、2006年5月から施行された新会社法では、債権の「時価」(資産の価額)に応じたDESしか認めないこととされているため注意が必要である。
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