デフォルト

債務不履行のことを指し、元本償還が不可能になったり、社債の利払いが遅延したりするのが一般的である。日本では従来、社債発行会社が倒産したとしても、受託銀行が普通社債の残存額を額面価格で買い取る制度が浸透していたため、デフォルトはなかったと言える。しかし、こうした制度が変更となり、銀行も多額の不良債権を抱えて体力が低下していることから、今後はデフォルトが起きる可能性もある。



関連

債務不履行の種類
日本の法学界において債務不履行は、ドイツ民法学に倣って以下の3つの類型に分けて考えられてきた(ただし日本の民法典においてこれらの分類が用いられているわけではない)。

履行遅滞
履行不能
不完全履行(積極的債権侵害)
まず履行遅滞(りこうちたい)とは、履行期を過ぎても債務が履行されないことを言う。例えば、2月3日までに豆を届けるという契約において、3日を過ぎても豆が届かない場合である。

履行不能(りこうふのう)とは、契約を結んだ後に何らかの理由で債務の履行が不可能になった場合のことを言う。例えば、ゴッホの絵を買う契約をしたが、それを引き渡すまでの間に火災によって絵が燃えてしまった場合がこれにあたる。

不完全履行(ふかんぜんりこう)とは、一応債務は履行されたものの、その内容が不完全である場合をいう。例えば、ビール3本を注文したのに2本しか届かないというのがこれにあたる。

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