劣後債

企業が破産宣告などを受けた際に、一般の社債と比べて元利金の支払順位が低い無担保の債券を指す。一般債務の返済後に返済が開始されるので、自己資本に近い性格を持ち、BIS自己資本比率のTier 2、Tier 3に含められる。都銀や大手地銀が積極的に発行している。



関連

劣後債は、破綻や解散時に他の債権(普通の債券を含む)への弁済をした後の余剰資産により弁済する債券である。このため、より株式発行などにより得られる自己資本に近い性格の資金となる。

発行体のメリット
自己資本増強を図れる
発行体のデメリット
金利負担が高くつく
購入者のメリット
普通の債券よりも高い金利を得ることが出来る
購入者のデメリット
弁済順位が低下し、満額の弁済を受けることが出来なくなる可能性がある
普通の債券よりもリスクが高まる代わりにリターンも高くなる金融商品である。