整理回収機構
不良債権の管理・回収・処分を手がける組織で、通称日本版RTCと呼ばれる。住宅金融債権管理機構が整理回収銀行を吸収合併し、1999年4月に設立された。公的管理に入った金融機関や一般の金融機関の不良債権を時価で買い取るのに加え、回収や売却を行う。不良債権の買い取りに必要な資金は、預金保険機構の「特別業務勘定」から支払われている。
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整理回収機構の主な業務
整理回収機構、預金保険機構等との回収協定を結んだ銀行として、預金保険機構からの委託を受けた金融機能の再生等に関する業務を行なっている。具体的には住専法に基づく破綻した住宅金融専門会社の債権回収、預金保険法およびその附則や、保険業法等に基づく破綻金融機関の債権買い取り、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律(金融再生法)に基づく健全金融機関等からの債権の買い取り、金融機能の早期健全化のための緊急措置に関する法律(早期健全化法)等に基づく金融機関に対する資本注入等である。金融機関に対する資本注入は、増資と言う形で金融機関の発行する優先株式や劣後債の買い入れや劣後ローンの引き受けを整理回収機構が行い、必要な資金を預金保険機構が貸し付け、債務保証や利益の収納等を行うと言う形で行われている。この資本注入の事を一般に公的資金の投入という。
また、破綻金融機関等の処理を通して経営責任を民事、刑事の双方から追求することで破綻に至った過程を明らかにし、また回収の障害になる不法行為を排除するための刑事告発や、保全処分等の法的な処置を行う。
以上の公的業務の他に、民間の債権回収業務や信託業務の機能も持ち、これらの機能を使い保有する不動産や資産の証券化を通じて不良債権の流動化を行う。なお、一般への融資機能は無い。
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