自社株償却

企業が自社発行株を市場から購入して償却し、バランスシートを圧縮することを指す。1994年の改正商法で自社株買いが解禁となったが、みなし配当課税(自社株償却で1株当りの価値が高まると、それを配当とみなして課税すること)のために利用する企業はほとんどなかった。しかし、1995年にみなし配当課税が凍結されたのに加え、1998年3月の商法改正では、償却に充てる原資が以前までの配当可能利益の一部から資本準備金に拡大されたことで、自社株償却を行う企業が増えた。



関連

貸借対照表(バランスシート)

貸借対照表(たいしゃくたいしょうひょう)とは、財務諸表の一つ。バランスシート(Balance sheet、略称B/S)とも呼ばれる。企業のある一定時点における資産、負債、資本の状態を表すために複式簿記と呼ばれる手法により損益計算書などと同時に作成され、その企業の株主や債権者などに経営状態に関する情報を提供する。また、株式会社では官報、新聞、あるいはインターネット上での決算公告が義務付けられており、損益計算書とともに公告される。一般的に、開業時、決算時、清算時に作成されるほか、月次で作成されることもある。決算前に、中間貸借対照表を作成する場合もある。

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