信用リスク
融資や簿外取引を行った場合に、与信先企業の経営が悪化して資金回収が不可能となるリスクを指す。金融機関にとっては、不良債権となり損失を被る恐れがある。信用リスクには、@政情不安によって国家の安全性そのものが損なわれるカントリーリスク、A企業の財務内容が悪化して債務返済に不安が生じるコーポレート・リスク、の2つがある。最近では、信用リスクを定量的に測定し、債権の安全性を確保しようとする金融機関が増えている。
関連
カントリーリスク
カントリーリスク(country risk)とは、海外投融資や貿易を行う際、対象国の政治・経済・社会環境の変化のために、個別事業相手が持つ商業リスクとは無関係に収益を損なう危険の度合い。
GDP、国際収支、外貨準備高、対外債務などの他、当該国の政情や経済政策などといった定性要素を加味して判断される。多くは民間の格付け会社によって公表される。
開発途上国においてはカントリーリスクが高く考えられることが多い。
第一次石油危機の際、多くの開発途上国において対外債務が累積し、これまでの商業リスク概念を超えた考え方が必要であるとしてカントリーリスク概念が注目されるようになった。
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