イールド・スプレッド

長期債の利回りから益回りを差し引いたもので、長期債と株式との間に金利裁定が働くとの考えから、株式の割高、割安を判断する際に用いられる。例えば、金利が上昇して公社債の利回りが高くなると、株式を売却して債券に乗り換える人が増加、株式の益回りが上昇する。逆に、金利が低下すると株式が買われて益回りが低下する。このように、株価と金利の間には密接な関係がある。



関連

イールドカーブ

イールドカーブ(Yield curve:利回り曲線)とは、債券などの利回り(投資金額に対する利息の割合;1年間)と償還期間の相関図における曲線のこと。

金利上昇リスク
仮に、1年で償還される債券の利回りが1%とする。市場では、先々金利が上昇すると見込まれており、来年は2%、再来年は3%と予測されていたとする。1年物債券を毎年購入していくと、三年後には複利で1.061倍に増えることになる。もし、3年物債券があるとすれば、三年間で6.1%増えるはずである。これは一年当たりに換算して1.99%の利回りになる計算になる。

この条件の場合、2年もの債券は、1.50%の利回りになる。

X軸を償還期間、Y軸を利率として表を作ると、右上がりの線になる。

これがイールドカーブ(利回り曲線)である。

【フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より】