マンデル・フレミング・モデル

開放経済下における金融・財政政策の効果を分析するための経済モデルを指す。その内容は、@自国が小国である、A遊休設備がある、B国際資本移動が自由、という前提の下、金融の量的緩和が行われると、金利低下→資本流出→為替レート下落→純輸出増加→所得増加となってプラスの効果が期待できる。一方、金融政策が中立的な時に積極的な財政政策を実施すると、所得増加→金利上昇→資本流入→為替レート上昇→純輸出減少となり、所得増加を相殺することになってしまう。



関連

ロバート・マンデルについて

ロバート・マンデル(Robert Alexander Mundell, 1932年10月24日 - )
ノーベル賞受賞者
受賞年: 1999年
受賞部門: ノーベル経済学賞
受賞理由: さまざまな通貨体制における金融・財政政策(「マンデル・フレミング・モデル」)と、「最適通貨圏」についての分析を称えて

カナダ人の経済学者。バンクーバーにあるブリティッシュ・コロンビア大学卒。マサチューセッツ工科大学でPh.D.を取得。在学中は成績優秀者であった。1999年にノーベル経済学賞を受賞。1974年からコロンビア大学教授。

主な貢献は以下の通り。

最適通貨圏に関する理論的な著作
ユーロの構築への貢献
別の時代の金本位制の運用に関する歴史的研究
1970年代に起きたインフレーションの予測
マンデル=フレミング・モデル
マンデル=トービン効果

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