アセット・アプローチ

為替レートの重要な決定要因は、外貨建て資産への需要であるとする考え方を指す。外貨建て資産に対する需要を決定する要因には、@各国通貨建て資産間の利回り格差、A各国産業の国際競争力を決定する物価など、B累積経常収支、などがある。



関連

国際金融論

為替レートの決定理論としては、古典派の絶対購買力平価説、ケインジアンの資産動機選択説(アセットアプローチ)に二分される。マクロ経済学と同様に長期においては前者、短期においては後者が当てはまるとするのが通説である。 購買力平価説によれば、長期的には実物変数の影響が無効であるとすると二国間の貨幣供給量によって、為替の強弱が決まる。 アセットアプローチによれば、金利平価による裁定、すなわち二国間の利子率の高低によって、為替の強弱が決まる。 これら理論を基礎として、IS-LM-BPモデル、AA-DDモデル(Krugman=Obsfeld[2004])などがあり、国際マクロ経済政策として応用されている。 他には、二国間の物価差を生産性格差で説明する、Balassa=Sammuelson定理がある。なお通貨危機のモデルとしては、Krugmanの第1世代モデル、第2世代モデルがある。

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