ポリシー・ミックス

複数の政策目標を達成するために、いくつかの政策を組み合わせて行うことを指す。財政政策と金融政策の組み合わせが主流で、1980年代前半に実施されたアメリカのレーガノミックス(減税で投資や消費を刺激、抑制的金融政策でインフレを抑える)はその代表例である。



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レーガノミックスの概要

レーガン大統領の一期目は前政権から受け継いだスタグフレーション状態の経済の回復が課題であった。政権はインフレと失業に注目した。レーガンの経済政策は減税による供給面からの経済刺激を主張するサプライサイド経済学に基づいた。多くの経済学者は、減税が経済を需要面から刺激することに合意する。しかしサプライサイド経済理論支持者は、彼らが言うよりはるかに大きな効果があると主張した。ジョージ・H・W・ブッシュは副大統領就任前にレーガンの経済政策を「呪術経済政策(ブードゥー・エコノミー)」と呼んだ。レーガンの政策はレーガノミックスとしてすぐに知られるようになった。激しい軍事支出の増加と並行して行われた減税は、巨額の財政赤字と累積債務の劇的な増加に結びついた。その負債はレーガンの就任時と、彼の後継者ジョージ・H・W・ブッシュが就任した時の間におよそ200%増加した。レーガンの支持者は、大統領は年間予算案を提出するが実際の支出法案承認は下院でされることに注目した。それによりレーガンの政策が負債増加の排他的な原因ではないと主張する。

一方でこの財政赤字は税収増大によってわずかに相殺された。支持者の中にはサプライサイド経済学の租税政策の成功がこの要因であると考える者がいる。

批評家は、より小さく出しゃばらない政府(小さな政府)を目指すという彼の頻繁な宣言とは裏腹に、連邦支出の水準および官僚政治の肥大化が彼の政権の間に進んだと主張している。