アナウンスメント効果
人の心理に影響を及ぼして政策効果をもたらすことを指す。例えば、公定歩合操作は、コスト効果とアナウンスメント効果を持つと言われてきた。コスト効果とは、公定歩合の引き上げにより民間銀行の借入れコストが上昇、民間銀行は貸出金利を引き上げざるを得なくなるので、結果として金融が引き締まるというもの。一方、アナウンスメント効果は、今後も色々な金融引締め政策がとられ、景気上昇が抑制されるであろうという予想を企業や個人に持たせ、追加投資や追加借入れを控えさせるものである。しかし、1989年1月から短期プライムレートが公定歩合連動から短期市場金利連動に移行したため、公定歩合操作のコスト効果はほとんどなくなり、現在はアナウンスメント効果のみになったと言われている。
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金融政策の手法
主な金融政策について紹介する。まずは公開市場操作。これは、日銀が一般企業や個人も参加する公開(オープン)の金融市場で、流通している有価証券を買って市場に通貨供給する買いオペ、逆に、保有する有価証券を市場で売って通貨を吸い上げる売りオペを行い、結果的に市場金利の水準を変化させることを言う。また、預金準備率操作は、日銀が金融機関の預金や金融債などを、ある一定率、無利子で日銀に預け入れさせ、金融引き締めあるいは緩和時に、その預け入れの割合である預金準備率を増やしたり減らしたりする。
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