マネタリー・ベース
民間部門が保有する銀行券(補助貨幣も含む)と中央銀行預け金の合計額を指す。金利重視政策においては、操作目標に短期金利を設定して金融調節を行なう一方、マネーサプライ重視政策においては、マネタリー・ベースや準備預金を操作目標として金融調節を行なう。1980年前後のアメリカでは、マネタリー・ベースを初めとする量的指標が重視されていた。
関連
ハイパワードマネー
ハイパワードマネーとは、現金通貨と民間金融機関が保有する中央銀行預け金の合計のこと。中央銀行はこれをコントロールすることによって、間接的にマネーサプライを調節する事ができるため、金融政策の一つの指標とされる。日銀の統計では、マネタリーベースと呼ばれており、ベースマネーとも呼ばれる。
現金通貨とは、日銀券と貨幣(硬貨)の合計であり、中央銀行預かり金としては、金融機関が保有している日銀当座預金残高がこれに当る。
ハイパワードマネーとマネーサプライの比は、貨幣乗数あるいは通貨乗数と呼ばれ、信用創造を通じて中央銀行が供給した通貨が銀行システムを通じてどれだけの通貨を生み出したかを見る指標である。
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