金ドル本位制
第2次世界大戦後、金本位制に代わって採用された新しい国際通貨制度を指し、IMF(国際通貨基金)が監視役となり、金との結びつきのある米ドルが国際通貨となった。この制度は、@各国通貨は米ドルとの交換レートを決定(IMF平価)、A為替相場がIMF平価の前後1%以内で変動するよう、各国通貨当局が為替相場に介入、B国際収支等に大きな不均衡が発生した場合、IMF平価は変更可能、C各国の政府、中央銀行は米政府に対し、米ドルを1オンス=35ドルで金に交換することを請求可能、という内容である。米ドルは、金の裏打ちを持つことで国際通貨としての信認を得ることになり、各国通貨も、間接的に金と結びつくことで信認を高めることができた。
関連
変動相場制
変動相場制(へんどうそうばせい, floating exchange rate system)とは、為替レートを外国為替市場における外貨の需要と供給の関係に任せて自由に決める制度である。フロートあるいはフロート制とも呼ぶ。
1971年12月、米国のニクソン大統領は自国のドル流失を防ぐため、通貨の多国間調整(金1オンス=35ドル→38ドル、1ドル=360円→308円に切り上げ)と固定相場制の維持が行われた。このスミソニアン体制は長続きせず、1973年2〜3月に日本を含む先進各国は相次いで変動相場制に切り替えた。
変動相場制は1976年1月ジャマイカのキングストンで開催されたIMF暫定委員会で承認された。これをキングストン体制という。
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