アジアダラー市場
シンガポールの特定銀行に預けてある非居住者の米ドル建預金(アジアダラー)を取引する市場を指す。シンガポール政府が1968年、税制上の優遇措置によって誘致したのが始まりで、その後急速に発展を遂げた。
関連
国際金融市場の多極化
20世紀の末には、ロンドンはユーロダラー市場の中心地としての地位を確立し、パリやフランクフルトにも活発なユーロカレンシー市場が存在する。その結果、ドル金融をロンドンに奪われたアメリカは、非居住者間の金融取引に租税や為替管理上の特典を与えているオフショア・センターとして、1981年ニューヨークに国際金融ファシリティを設立した。またオフショア・センターはバハマ、ケイマン諸島、パナマ、バーレーンなどが租税回避地として、またアジアダラー市場としてはシンガポール、香港が急速に発展してきた。1986年12月、東京オフショア市場も創設された。
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