オフショア市場

非居住者の資金調達や運用を国内市場と切り離し、制約の少ない自由な取引として認める市場を指す。ロンドン、香港、シンガポール、バーレーン、ルクセンブルク等に存在し、日本でも1986年12月に東京オフショア市場が創設された。こうしたオフショア市場に共通する特徴は、@預金金利規制や支払準備といった金融上の制約緩和、A源泉利子課税といった税制上の制約緩和、B為替管理といった各種制度上の制約緩和、などである。オフショア市場の形態には、@IBF型(銀行がIBF勘定を設定し、非居住者との取引はこの勘定を通して行なう形式)、Aロンドン型(国内取引と対非居住者取引が一体化した形式)の2つがある。



関連

東京外国為替市場の沿革

1949年4月-1ドル=360円の為替相場が設定
1952年7月1日-東京外国為替市場がオープン
1963年4月22日-為替変動幅0.75%に拡大、平衡操作導入
1963年10月1日-上田短資、外国為替仲介業務開始
1968年2月6日-円転換規制実施
1971年8月15日-ニクソンショック、金ドル交換停止
1971年12月18日-スミソニアン合意、1ドル=308円
1972年4月17日-東京ドルコール市場発足
1973年2月14日-円を変動相場制に移行
1973年3月10日-東京外国為替市場、土曜休日制実施
1973年10月17日-第一次石油ショック
1978年7月24日-東京市場でドル=200円割れ、199円10銭
1980年4月1日-東京市場での為替取引をファームオーダー制に変更
1984年4月1日-対顧客先物取引の実需原則撤廃
1984年7月2日-円ドル為替以外の通貨の銀行間直接取引(DD)開始
1984年8月1日-円ドル為替以外の通貨の国際間取引仲介(IB)開始
1985年2月1日-円ドル為替取引のDD及びIB取引開始
1985年11月1日-上田ハーロー、業務開始 *[上田ハーロー]
1986年12月1日-東京オフショア市場(JOM)発足
1994年6月27日-東京市場で1ドル=100円割れ、99円50銭
1994年12月21日-東京市場、市場取引時間制撤廃
1995年4月19日-東京市場、円最高値、79円75銭
1998年4月1日-「外国為替及び外国貿易法」施行

【フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より】