借換国債
国債の借換えを目的として発行される国債を指し、新規に発行される新規財源債とは区別される。国債の整理や償還に必要な額を上限として起債することが認められており、国債整理基金特別会計から発行される。
関連
日本の場合、1980年代後半のバブル経済の頃は好況により税金が多く入っていたため、国の収入である歳入は潤っていた。そのため、国による無駄遣いが多大であるにも関わらず国債の発行額もそれほど多くはなかった。しかし、バブル経済が崩壊して税収が減少すると、それにともなって歳入が減少。併せて幾たびも景気浮揚を目的にした財政出動が行われた結果、国債を多く発行するようになった。国債の大半は固定金利であるため、デフレにより名目成長率が伸び悩むことでGDP比の債務が増大しやすくなっている。
不況の長期化により歳入の伸びは低迷し、支出増大も重なったことから継続償還資金が不足した。このため、国は償還を目的に追加で国債を発行するようになった。この国債を借換国債という。この場合、事実上償還されていないことになり国の借金である国債はさらに増えてしまう。バブル経済崩壊後、日本は新規国債(新しく発行される国債)、借換国債ともに発行額が増加して、問題となっている。
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