ユーロ円債
ユーロ債市場において円建てで発行される債券を指す。1977年4月に発行された欧州投資銀行債が始まりで、その後、世界銀行債やアジア開発銀行債などが発行された。ユーロ円債には、①国内企業などがユーロ債市場で発行する居住者ユーロ円債(84年4月から解禁)、②外国企業、政府、国際機関等が発行する非居住者ユーロ円債(外国政府は79年3月から、外国企業は84年4月から解禁)、の2種類がある。ユーロ円債は、国内発行の債券に比べると源泉税がかからないというメリットがあるため、還流制限(ユーロ円債の日本持込禁止)撤廃後は非居住者が国内で発行する円建て外債を凌ぐ勢いで起債額が増加した。